●表示器一体型のコンパクト設計

●専用取付け治具にて取付け

●余分な配線作業不要！

●汚水の計測にも対応可！

●正負方向計測可能

●2キーの簡単操作

ここでは、EX90シリーズの部位と各パーツの説明をします。測定液と接液材質をご確認の上、機器の選定をお願い致します。

EX90シリーズは、基本的にバッテリー駆動となるため、バッテリー寿命があります。

EX90シリーズのバッテリー寿命は、計測条件により変わりますが、標準設定の場合、約4年間の寿命となります。

本体のダンピングとサンプリング時間の設定に関係し、サンプルの時間が長い程、バッテリー寿命も延びますが、流量変動に対する追従は遅くなります。下表をご参照の上、ご使用条件に合わせて設定して下さい。

※上記寿命はバッテリー容量が85％以上、室温下の条件での参考値となります。

PC上にデータロガー専用ソフトをインストールし、データロガーを使用することができます。

データロガーオプションを付属することで、データロガー専用ソフトとのコミュニケーションが可能になり、計測値を記録することができます。EX90シリーズ内にストレージできる計測日数は、データ採取のサイクルタイムに依存し、15秒のサイクルで、約23日間のデータロギングが可能です。
データ収集後、PCと専用USBケーブルにてPCと接続し、ソフト上で確認及び処理することができます。

配管内が満水状態であることが計測の条件となります。また、理想的な直管長についても下記の通り記載致します。

理想的な必要直管長

●上流側：配管口径の5〜10倍

●下流側：配管口径の2倍

設置にあたり、配管内が満水になる箇所にて計測をお願いします。
（右図をご参照願います。）

垂直配管の場合、流れ方向が下から上方向を推奨しますが、上から下方向でも、配管内が満水であれば計測は可能です。

本器は、流速分布の影響を受けやすい機器のため、設置箇所直前でのバルブ操作等は、計測状態に影響する可能性があります。

設置はバルブ等の上流側をお勧めします。