SL1168/ISTT-Dシリーズ

特徴

超音波流量計は、配管の外側に検出器を設置するだけなので、配管の加工を必要としません。
そのため工事費が大幅に削減できるほか、工事に要する時間を大幅に短縮できます。
また、配管外側から検出するため、圧力損失が無く、流体非接触なので純水や薬品等の計測にも適しています。

既設配管に設置可能

設置スペースを殆ど必要としない

大口径配管にメリットがある

可動部が無いため、長期安定した性能が得られる

メンテナンス用のバイパス管が不要

メンテナンスフリー

ライン
ナップ

超音波時間差式流量計の中でも用途(配管口径や精度、内部ライニング等)により選定する型式が変わってきます。
弊社ラインナップは下記の通りとなりますので、ご参照下さい。(ポータブル型は含まれていません。)

ラインナップ

※データロガーにつきましては、別置き型での対応ができます。
※二測線式の挿入オプションについてはご相談下さい。

使用例
(構成)

下図は一測線式ISTT-D9000をモデルにしていますが、各機の構成はほぼ同様となります。

使用例(構成)

センサー
オプション
について

標準検出器/トランスデューサー
大口径用検出器/トランスデューサー
挿入式検出器/トランスデューサー

埋設
取付け

通常、配水所内、揚水機場内、ピット内等に流量計検出器を取付けることが多いですが、農業用水用流量計の設置実績として、埋設取付けの実績も多数あります。

■予算の都合上、ピットの設置ができない。
■周囲の構造上、埋設取付けを検討している。
■設置スペースに余裕の無い。 …等、相談に応じて対応しています。

埋設取付け
万が一、落雷等で機器故障した際やメンテナンス面を考えると、ピット内設置をお勧めしています。

挿入式
取付け

配管加工無しで、配管の外側から計測ができるのが超音波式の魅力の一つですが、配管の状況によっては、挿入式検出器が活躍する場面もあります。

超音波式流量計は、取付けは容易ですが配管口径や、外被膜、内面ライニング等に大きく影響を受けます。
従って機種選定の際には、事前の打ち合わせが大切になります。
挿入式検出器/トランスデューサーのメリットとして、老朽化した配管(内部ライニングが崩落している等)に対し、配管状況(外面及び内面)の影響を受けません。また、大口径(国外では6000mmφの実績あり)に対し、配管を介さずに検出器間を直接信号が送受信することで、安定した計測が可能になるメリットもあります。

挿入式取付け
但し、接液型となるので、定期的なメンテナンス/清掃をお勧めします。

二測線式

通常2ヶ/1組の検出器/トランスデューサーをもう一測線増やし、配管内の流速分布(流れの状態)の影響を軽減する方式です。


主に二測線式方式とは、必要直管長が確保できず、配管内の流速分布が乱れていると予想される箇所等へ、その乱れの影響を軽減するための測定方式となります。

農業用水路の大きな開渠や工業排水、汚水排水等の計測が主

現地
立会いに
ついて

購入後の現地立会い作業にも対応致します。また、購入前のデモ/試験の対応できますので、お気軽にご相談下さい。

取付け箇所のマーキング及び研磨
矢印
矢印
グリス塗布
矢印
矢印
SUSバンドで固定、周囲をコーキング
矢印
矢印
取り付け(Z法)完成図

現地立会いの際は、事前に配管外径・肉厚・材質・内部ライニング等の仕様が分かっていると、スムーズに作業が行えます。

デモ試験の際には、ポータブル機器を使用し、測定の可否を試験します。配管条件により直管長が確保出来ない箇所等に設置を考えている場合等に有効です。

設置後の定期点検も実施可能です。(弊社推奨:1〜2年/1回)

製品に関するお問い合わせや、カタログご請求などお気軽にご連絡下さい。

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